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2007年09月06日

●なし?梨

先月の終わり頃、ドライブに出かけた際に道の駅で「洋ナシ」っぽい梨を買ってきた。
食べる事に強い執着を持つ管理人としては、初物には弱い。

まだ青く食べるにはどう見てもまだ早過ぎるんじゃないか?とも思ったが、
店員さんの「一週間も置けば食べ頃に甘~くなりますからぁ!」という言葉にも押され、一週間後を楽しみに待つ事にした。


梨は熟れてくると、自分の重みで下の方が「グチャ」となる事を経験から学んでいる管理人は、同じ失敗は2度としない様に、柔らかいタオルを敷いて、その時が来るのを待つことにした。

毎日様子を見ながら一週間が経った。一見あまり前と変化が無いように思えるが、もういい頃だろうと言う結論で食べてみる事にした。

半分に切ってみると「ざぁくっ」って!ぜんぜん硬い、硬すぎる。

皮をむく手に実の硬さがひしひしと伝わり、次にこれを「ガリッ」とかじる自分の姿を想像していると、最後まで皮をむく気力が無くなってきた。


・・・味は説明するまでもない。

一切れ食べた後、家族会議により、「残りは漬物したらどうだろう」と言う管理人の案は可決された。
管理人自ら塩加減を調整し、待つ事数時間。不安に萎縮しながらも味を見てみることにした。

「美味いっ」生で食べるよりも確実に美味くなっている。梨は本来生で食べる物でないのか?

しかし、当たり前な事が、当たり前である現代では、当たり前でない場合にそれに対応したり、回避する事が出来なくなってしまっているのではないだろうか?


そう言えば、若い頃に管理人が洋食レストランで働いていた時に、コックさんに教わった事を思い出した。

「ヨーロッパではアップルパイやタルトはもちろん料理にもフルーツが沢山使われるのは、そのまま食べても美味しくない物を、料理人が手を加え、味を引き出しているんだ」・・・と。

確かに日本では、魚でも果物でも何でも生で食べも美味。そこには農家の作り手の努力や、漁師さんの腕や、売り手のマーケティング努力があってこそだと思う。

管理人が子供の頃、「スイカに塩をかける」事は「味噌汁には味噌が入っている」位、当たり前なんだと思い込んでいた。だが、最近スーパーで見るスイカには、「糖度○△%」なんて表示があり、食べてみると凄く甘みがあり、ハズレに当たる事が無い。

管理人がセットだと思い込んでいた「塩」は、甘くないスイカの甘みを引き出す為の物だったんだ。と知ったったのはつい数年前の事。


何でも「当たり前が当たり前」だったり、失敗が無いってホンとはつまらないんじゃぁないのかな。想像力を働かせたり、工夫が出来るって意外と楽しい事だと思うけどね!


今度の梨は美味しいのにあたります様にぃ~。
と期待する管理人でした。

 

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