●なし?梨
先月の終わり頃、ドライブに出かけた際に道の駅で「洋ナシ」っぽい梨を買ってきた。
食べる事に強い執着を持つ管理人としては、初物には弱い。
まだ青く食べるにはどう見てもまだ早過ぎるんじゃないか?とも思ったが、
店員さんの「一週間も置けば食べ頃に甘~くなりますからぁ!」という言葉にも押され、一週間後を楽しみに待つ事にした。
梨は熟れてくると、自分の重みで下の方が「グチャ」となる事を経験から学んでいる管理人は、同じ失敗は2度としない様に、柔らかいタオルを敷いて、その時が来るのを待つことにした。
毎日様子を見ながら一週間が経った。一見あまり前と変化が無いように思えるが、もういい頃だろうと言う結論で食べてみる事にした。
半分に切ってみると「ざぁくっ」って!ぜんぜん硬い、硬すぎる。
皮をむく手に実の硬さがひしひしと伝わり、次にこれを「ガリッ」とかじる自分の姿を想像していると、最後まで皮をむく気力が無くなってきた。
・・・味は説明するまでもない。
一切れ食べた後、家族会議により、「残りは漬物したらどうだろう」と言う管理人の案は可決された。
管理人自ら塩加減を調整し、待つ事数時間。不安に萎縮しながらも味を見てみることにした。
「美味いっ」生で食べるよりも確実に美味くなっている。梨は本来生で食べる物でないのか?
しかし、当たり前な事が、当たり前である現代では、当たり前でない場合にそれに対応したり、回避する事が出来なくなってしまっているのではないだろうか?
そう言えば、若い頃に管理人が洋食レストランで働いていた時に、コックさんに教わった事を思い出した。
「ヨーロッパではアップルパイやタルトはもちろん料理にもフルーツが沢山使われるのは、そのまま食べても美味しくない物を、料理人が手を加え、味を引き出しているんだ」・・・と。
確かに日本では、魚でも果物でも何でも生で食べも美味。そこには農家の作り手の努力や、漁師さんの腕や、売り手のマーケティング努力があってこそだと思う。
管理人が子供の頃、「スイカに塩をかける」事は「味噌汁には味噌が入っている」位、当たり前なんだと思い込んでいた。だが、最近スーパーで見るスイカには、「糖度○△%」なんて表示があり、食べてみると凄く甘みがあり、ハズレに当たる事が無い。
管理人がセットだと思い込んでいた「塩」は、甘くないスイカの甘みを引き出す為の物だったんだ。と知ったったのはつい数年前の事。
何でも「当たり前が当たり前」だったり、失敗が無いってホンとはつまらないんじゃぁないのかな。想像力を働かせたり、工夫が出来るって意外と楽しい事だと思うけどね!
今度の梨は美味しいのにあたります様にぃ~。
と期待する管理人でした。